古今東西老若男女、人々の棲む傍らにはいつも美術があった―――。
筆で土龍の這い跡を描く作務衣姿の爺さんから、見栄張り買った洋菓子にはクラシックを合わせたい小学生ママ友衆、焼き粘土の入った木箱を掘り出し物だと言って聞かない中年オヤジ、更にはパーカー姿に白イヤホンで合図していた懐かしき少年少女まで。正に、リリンの生み出した文化の極みであろう。
さぁ今晩は。さ云へばアニポケサンムーンのあのOP、良かつた事は覚へているがどんなメロデヰだつたつけ…と聴いた「未来コネクション」で感涙しました矢高です。
先日、3Dモデリングをするイラストレーターの友人と作業通話している時、ふと思いました。
VR技術は、絵画美術の積分化を助ける技術なのではないか…?と。
単なる3次元的な立体美術ならば、古来から彫刻がありますし、何なら絵画でも油絵や漆喰絵など凹凸のある作品は作られています。
違う、そうじゃない。おれが言いたいのはそういう事じゃないんだ。それらと違う点は、元々は絵画として2次元情報しか無かった作品を3次元に持ってこれる拡張性にあると考えます。絵は飾ったり使ったりする時に平たいままでしょ?それの域を超えられる所だと思うんですよ。簡単な例としてプリントされた服やマグカップとか色々ありますが、VR環境内だとそれよりレベルの高い事が簡単に出来ます(簡単ではない)(嘘を付くな)。
五天晴(@Zhihao12291552) さん
Aruminya(@aruminya_vrc) さん
もう言葉も出んわ…個人的にグッと来た、美しい作品のツイートを貼らせて頂きました。引用失礼します。
そう、こういう美しい水墨画や油絵をそのまま3Dとして持ってきて、更に動きで魅せられるのが素晴らしいですね。これらを私は積分と言っている訳です。…blenderって何で無料なの?
絵に関する積分がそれなら、微分された美術は?写真や動画の撮影、デッサンなどが微分にあたると私は考えています。立体物を逆に平面に落とし込んだものですね。
私の頭の中
「あー…絵の積分がVRかー…」
「…音楽ならどうなるんだろ」
ここで新しく思考の種が芽吹きました。音楽にとってのVRのような次元昇華テクノロジーはあるのか。
―――最初は、物理学でいう音波は波動だから、周波数,周期,振幅,波長,波数があって〜とか、この単位は何元何次で〜とか考えてましたけど、もうこんがらがって分からなくなっちゃいました。テヘ。
そもそも絵は止まってても成立するけど、音は時間が動いてないと聞けないですもの。もっと遡れば、音楽の定義が曖昧なままなのに次元解析して単一の元数を増やすとか出来るはずも無く…あれまてよ絵画美術の積分って合ってる…?とても思考を放棄したいんゆ。
まぁ安直な回答が許されるのならば、立体音響とかバイノーラルの技術は該当するのではないでしょうか。
旧技術だと横方向の1次元的な位置の再現までで、奥行きは拾った残響からしか聴き取れず。それがなんとまぁ、凄いですよね。立体音響のwikipedia読んできたけどすっごかったです。こっち方面の興味がまだ満足いけてないので、勉強が足りないですね。
微分に関して言うなれば、メロディーに対してはリズムが当たるのかなぁ、と。音階という情報を消してただの符の羅列と考えればそれっぽいですが、ちゃんと理論立てて説明するにはもう体力が残っておりませぬ…
そのような事を考えながら、les champs-elyseesのギター練習を行っていました。Amの時の4弦の高さをまだ指が覚えていないのがもどかしいばかりです。
最近ギターばっかりで馬頭琴が弾けてない…。作ってから初めて訪れる梅雨が刻一刻と迫ってくる恐ろしさに夜も眠れず、朝の05時21分を回りました外出予定日、お空はしとしと雨模様。お付き合い下さり皆様おはようございます。矢高でした。
最後に超かわいいアカケダニの写真を。
![](https://static.wixstatic.com/media/055118_00af4516cf21461d9acaa929fbee7673~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/055118_00af4516cf21461d9acaa929fbee7673~mv2.jpg)
pic: tiny tiny red_velved_mite at Mt.Matsude Niigata
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